『シン・ゴジラ』を落書き。そして鍛錬は好きなものをモチーフにした方が良いという話。
2017/04/26
絵を描くという行為はスポーツ・運動みたいなもので
筋トレを積まないと、すぐに筋肉(=描写の能力)が落ちる。
という訳で、仕事の合間に落書きして
視覚の刺激と肩を温めた上で、タスクに移っている。
仕事より夢中になり脱線することも、ままある。
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仕事の案件はほぼデジタルで行っている。
修正の対応が前提なのが理由だが、弊害もある。
『間違っても取り敢えずはオッケー』なので
緊張感が弛緩気味になるのだ。
あと、デジタルだとノイズが入りにくく
必要以上に綺麗に仕上げようという気持ちが働き
どうしても画が平坦になりがちである。
これは描き手の技量によるので、
デジタルでもノイジーな雰囲気を演出できる方は当然いらっしゃる。
という訳で、落書きは基本的に手描きで
出来る限り速いスピード、
一発でライン取りできるかを試している。
人物はやはり描くモチーフとして面白い。
『シン・ゴジラ』なんかは、日本の役者さん総出演で
皆さん”顔”で商売されておりますから、
やはり特徴的な表情の方が多く見ていて・描いていて飽きない。
(本当は生身の人物をデッサンした方がより技術の鍛錬として効果的ではあるが)
思い出したのが、
幼少の頃にピアノの練習で
『バイエル』と『ハノン』が
まったくつまらなかった事だ
大人になったら、基本的な指使いを習得する為に
必要だったことだというのは理解出来る。
が、子どもにとっては微塵も興味を示す代物ではない。
一度たりとも面白いと思ったことがなかった。
もし、流行りの歌を教材にしたものであれば
今頃もう少しマシにピアノを弾けたであろう。
興味を抱いてモチベーションを上げてから、次のステップに移って
技術的な補完を行っていくというという流れが適切なのではないだろうか。
T.HASE拝。